ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方完全ガイド

ジャンボ海水プールは、ナガシマスパーランド内にある日本で最大、世界でも最大級の規模を誇るプール施設です。全長 300m の流水プールや波が押し寄せるサーフィンプールなど色々な種類のプールに加えて、子どもから大人まで楽しめる数多くのスライダーが設置されています。また小さなお子さんが安心して遊べる屋内型プール施設スパキッズも用意されています。この記事ではジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方を紹介します。

なおナガシマスパーランド全体に関する解説記事については「ナガシマスパーランド (三重県) の見どころとアクセス方法」を参照されてください。

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ジャンボ海水プールの開催期間、営業時間、休業日、利用料金

ジャンボ海水プールの開催期間、営業時間、休業日、および利用料金について解説します。

開催期間および営業時間

ジャンボ海水プールは開催される期間が7月から9月です。2023年度の開催期間は7月8日から9月25日まで開催していました。2024年度は7月6日から9月30日までを予定しています。

営業時間は日によって異なりますが 09:00 から 17:00 くらいです。オープン時間が早い日もありますし、終了時間が遅い日もあります。訪問される日が決まっている場合は、公式サイトの「営業時間」でご確認ください。

休業日

プールは開催期間中に事前に予定している休業日は今のところありません。

利用料金

ジャンボ海水プールの利用料は次の通りです。なおジャンボ海水プールはナガシマスパーランドの敷地内にありますので、ジャンボ海水プールの利用料にはナガシマスパーランドの入場料も含まれます。

種別大人(中学生以上)シニア(65才以上)小学生幼児(2才以上)
ジャンボ海水プール入場4,500円3,300円3,000円1,700円

のりものパスポートとジャンボ海水プールのセットのチケットの場合は次の料金となります。

種別大人(中学生以上)シニア(65才以上)小学生幼児(2才以上)
のりものパスポート+ジャンボ海水プール入場7,500円4,400円5,500円3,200円

ナガシマスパーランドに入場されたあとで、追加料金を支払ってジャンボ海水プールに入ることもできます。その場合の追加料金は次の通りです。(ナガシマスパーランド(入場料)またはのりものパスポートのチケットが別途必要です)。

種別大人(中学生以上)シニア(65才以上)小学生幼児(2才以上)
ジャンボ海水プール追加料金3,800円2,000円2,400円1,400円

ジャンボ海水プールの入り方

ジャンボ海水プールはナガシマスパーランドの中にあります。ナガシマスパーランドに入場後、プールゲートからプールに入ります。

ジャンボ海水プールの入り方:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

ジャンボ海水プールの入り方:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

プールゲートはナガシマスパーランドのアトラクション「ティーカップ」の付近にあります。ナガシマスパーランドのメインゲートから入った場合は、そのまま直進すればプールゲートが右側に見えます。西ゲートから入った場合は、遊園地までの通路の左側にずっとプールが見えている状態です。まっすぐ進むと「ティーカップ」のアトラクションがありますのでその付にプールゲートがあります。

ジャンボ海水プールの入り方:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

更衣室および無料休憩所

プールゲートから入ると、すぐ右側にロッカー棟があります。ロッカー棟は冷暖房完備でロッカーの数は約 7,000 個あります。また男女別の更衣室も用意されています。更衣室で着替えたら、荷物をロッカーロームに入れてください。なおこの施設の近くに売店があり、水着や浮き輪、タオルなどプールに必要なものを販売しています。

※ ローカーは有料(大きさによって値段は違います)ですが、何度でも開け閉めできますので、荷物を取り出したり入れたりすることができます。

※ ローカーは第一休憩棟(約 600 個)、第二休憩棟(約 500 個)、第四休憩棟(約 850 個)にもそれぞれ設置されています。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

またジャンボ海水プール内には屋根があって休憩できるスペースがある休憩施設が 4 つあります。疲れたときなどに休憩するための場所ですが、ほとんどの人が休憩施設にレジャーシートや貴重品ではない荷物などを置いていつでも休憩できるように場所取りをしています。(なおジャンボ海水プールでは、簡易テントや椅子、食べ物、クーラーボックス、などは持ち込み禁止です)。

あとから休憩する予定がある場合は、着替えが終わったら 4 つのいずれかの休憩施設で場所を確保されることをおすすめします。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

第一休憩棟は 3 階建てで広いですが、入口や更衣室のすぐ横で便利なためすぐにいっぱいになります。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(4)

第二休憩棟は第一休憩棟のすぐ横で場所は便利ですが、スライダーの下の二階にありそれほど広くはありません。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(5)

第四休憩棟はサーフィンプールの奥にあり、入口からはかなり離れた場所にあります。ただ 3 階建てでかなり広いです。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(6)

第三休憩棟はもっとも遠い場所にあり、行ったことがありません。

なお更衣室にはシャワールームがありません。シャワーを利用される場合はプール横の次の場所の温泉シャワーをご利用ください。また浮き輪をふくらませるのに使用する空気入れも近くに設置されています。

更衣室および無料休憩所:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(7)

プールおよびスライダーのご利用制限一覧

ジャンボ海水プールにあるプールおよびスライダーには、身長制限、体重制限、年齢制限、があるものがあります。ご利用制限について一覧にまとめました。

プール:

アトラクション身長制限年齢制限体重制限
超激流プール120cm以上
ジャパーン(スライダー)95~110cm以上一部のスライダーで小学生まで135kg以下
ぴょん・ぴょん・ドボン! 5歳?35歳65kg以下
スパキッズ 小学3年生まで

スライダー:

アトラクション身長制限年齢制限体重制限
ブーメランツイスト130cm以上 35kg以上
トルネードスライダー
ビッグワンスライダー
スパイラルスライダー
UFOスライダー
120cm以上
ワイルドリバー130cm以上 80kg以下
サーフヒルスライダー130cm以上55歳まで80kg以下
フリーフォールスライダー140cm以上
ウォーターチューブ 中学生以上
マルチレーンスライダー105cm以上 135kg以下
キッズスライダー 未就学児専用(小学生利用不可)

ジャンボ海水プールのプール

ジャンボ海水プールでは色々なプールが用意されています。それぞれのプールについて簡単にご紹介します。なお下記ではご紹介していませんが、温泉プールが 3 個所にあります。温かい温泉が水着のまま入れますので、体が冷えた場合などに入ってみてください。

流水プール

最初は流水プールです。いわゆる流れるプールと呼ばれるもので、全長 300m のコースを浮き輪に浮かんでのんびりとただよったり、流れに乗って泳いだりすることができます。

流水プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

流水プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

流水プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

サーフィンプール

次にサーフィンプールです。一定期間毎に造波器によって作られた波が中央から外側に向かって押し寄せてきます。水深は外側ほど浅く、中央に近づくほど深くなり 1.6m になります。中央付近で大波を楽しむのもいいですし、足首程度しか水深がない波打ち際で押し寄せる波を楽しむこともできます。

サーフィンプール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

サーフィンプール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

サーフィンプール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

超激流プール

超激流プールは見た感じ流れるプールと似ていますが、流れの速さは通常の 3 倍。浮き輪に入ってプールを流れていると、定期的に予想をはるかに超える大波が襲い掛かってきます。

超激流プールは身長制限があります。身長 120cm 以上が必要です。また身長 120cm から 130cm 未満の方はライフジャケットの着用が必須です(有料でレンタルしています)。身長 130cm 以上の方はライフジャケット推奨です。

超激流プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

超激流プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

超激流プール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

ジャパーン

ジャパーンは水を使った遊具施設です。巨大なバケツが 3 つあり、水がいっぱいに溜まると大量の水が一気に下に流れ落ちます。またスライダーや滑り台、ウォーターガン、噴水など遊べる要素が満載です。

ジャパーンには 5 種類のスライダーが設置されていますが、スライダーは身長制限および体重制限があります。各スライダーの制限については下記を参照されてください。

A:身長 110cm 以上 且つ 体重 135kg 以下
B:身長 105cm 以上 且つ 体重 135kg 以下
C:身長 95cm 以上 且つ 小学生以下
D:身長 95cm 以上 且つ 小学生以下
E:身長 95cm 以上 且つ 小学生以下

ジャパーン:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

ジャパーン:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

ジャパーン:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

ファミリープール

ファミリープールは長さ 100m 、幅 35m の大きなプールです。お子さんといっしょに水遊びをしたり、泳ぐ練習をしたりするのに最適です。場所によって水深も変わってきますので、遊ぶ方の身長に合わせて利用することができます。

ファミリープール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

ファミリープール:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

ぴょん・ぴょん・ドボン!

ぴょん・ぴょん・ドボン!は水の上に作られたアスレチックです。半分に切った丸太や切り株のような形をした浮き輪が水の上に並んでいます。フワフワゆらゆらと安定しない浮き輪の上を、水に落ちないようにゴールを目指しましょう。

ぴょん・ぴょん・ドボン!は年齢制限および体重制限があります。年齢制限は 5 歳以上 35 歳以下、体重制限は 65Kg 以下です。大人の方も利用できますが、お子さんの利用を想定したアトラクションです。

ジャンボ海水プールのスライダー

ジャンボ海水プールでは様々な種類のスライダーが利用可能となっています。それぞれのスライダーについて簡単にご紹介します。

ブーメランツイスト

ブーメランツイストは、大きなゴムボートに乗って急降下したりトンネルを通ったりする大型スライダーです。なんといっても急降下したあとそり立つ絶壁へと駆け上りまた急降下するダイナミックな動きが人気です。

ブーメランツイストは身長制限および体重制限があります。身長 130cm 以上且つ体重 35 ㎏以上が必要です。一度にゴムボートに乗る人数は 4 人から 5 人程度です。

ブーメランツイスト:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

ブーメランツイスト:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

ブーメランツイスト:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

トルネードスライダ―

トルネードスライダ―はまるで迷路のように 6 種類の 12 レーンのスライダーが組み合わさった大型スライダーです。チューブスライダーが 4 種類、ボディースライダーが 2 種類、長さも 160m から 245m となっています。

トルネードスライダ―は身長制限および体重制限があります。身長 120cm 以上が必要です。またコースによっては体重制限があります。

トルネードスライダ―:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

トルネードスライダ―:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

ビッグワンスライダー

ビッグワンスライダーは 4 人乗りのボートに乗り高さ 25m からラフティングを楽しめます。約 240m のコースは右へ左へと大きく揺れ動き迫力満点です。

ビッグワンスライダーは身長制限があります。身長 120cm 以上が必要です。

ビッグワンスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

UFOスライダー

UFO スライダーは少し変わった形をしており、チューブを滑走したあとすり鉢ような形をしたレーンに入ります。すり鉢の中を回転しながら徐々に下に降りていき、最後は中央に空いた穴の中に落下します。すり鉢の中を何回転できるのか試してみてください。

UFO スライダーは身長制限があります。身長 120cm 以上が必要です。

UFOスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

UFOスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

ワイルドリバー

ワイルドリバーは一人乗りの浮き輪に乗ってラフティングを楽しめるスライダーです。時には激しく、時にはゆっくりと川下りをしているような気分を味わえます。

ワイルドリバーは身長制限および体重制限があります。身長 130cm 以上且つ体重 80Kg 以下が必要です。

ワイルドリバー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

サーフヒルスライダー

サーフヒルスライダーは腹ばいの状態でマットに乗り、一気に滑り降りるスライダーです。途中少しジャンプするところもあるのでびっくりするかもしれません。

サーフヒルスライダーは身長制限および体重制限があります。身長 130cm 以上且つ体重 80Kg 以下が必要です。また年齢制限もあり 55 歳以下となっています。

サーフヒルスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

サーフヒルスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

フリーフォールスライダー

フリーフォールスライダーは高さ 23m の地点から最高速度約 60Km/h で一直線に一気に滑り降りるスライデーです。最大傾斜 60 度で上から見ればまるで真っ逆さまに落ちていくようです。勇気を持って滑り降りれば、癖になる爽快感を得ることができます。

フリーフォールスライダーは身長制限があります。身長 140cm 以上が必要です。

フリーフォールスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

ウォ―タ―チューブ

ウォ―タ―チューブは寝そべった状態でチューブの中を滑り降りるスライダーです。急旋回レーンと急降下レーンがあり、急旋回レーンでは大きく円を描くように、急降下レーンでは一気に滑り降りていきます。

ウォ―タ―チューブは年齢制限があります。中学生以上が必要です。

ウォ―タ―チューブ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

マルチレーンスライダー

マルチレーンスライダーは最大 10 人で一度に滑れるスライダーです。カラフルに色分けされたスライダーをご家族やお友達同士で一緒に滑り降りてみてください。

マルチレーンスライダーは身長制限および体重制限があります。身長 105cm 以上且つ体重 135Kg 以下が必要です。

マルチレーンスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

マルチレーンスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

キッズスライダー

キッズスライダーは小さなお子さん専用のスライダーです。綺麗に色分けされたスライダーはそれぞれ少しずつコースの形状や長さが違います。小さなお子さん専用なので安心して滑ることができます。

キッズスライダーは年齢限があります。未就学児専用で、小学生以上は利用することができません。

キッズスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

スパイラルスライダー(メガアビス)

2023 年度まではスパイラルスライダーというスライダーがありましたが。 2024 年からはメガアビスという新しい大型スライダーに変更されます。下記は変更される前のスパイラルスライダーです。

スパイラルスライダー:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

スパキッズ

スパキッズはお子さん向けの屋内プール施設です。約 30 種類の遊具やスライダーなどが設置されており、また屋内なので日差しや紫外線からも守ってくれます。ジャンボ海水プールは海水を使っていますが、スパキッズ内は真水を使用しており、プールの水温も 32 度(温泉プールは 35 度)になるように調整されています。

スパキッズは小学 3 年生までのお子さんと同伴の保護者(ご両親または高校生以上のご兄弟)のみ入場できます。またスパキッズ内にはタオルや浮き輪以外の手荷物は持ち込むことができません。(行った当時は携帯での写真撮影は問題ありませんでした。現在問題ないかどうかは現地のスタッフの方にご確認ください)。

スパキッズの場所は、プールゲートから入ってすぐ左側にあります。利用開始時間はプールがオープンしたあと 30 分後からになっていますのでご注意ください。

スパキッズ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(1)

スパキッズ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(2)

スパキッズ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(3)

スパキッズ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(4)

スパキッズ:ジャンボ海水プールの利用方法と楽しみ方(5)

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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

( Written by Tatsuo Ikura )