トヨタ博物館 (愛知県) の見どころとアクセス方法

トヨタ博物館は世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介する博物館です。 1989 年 4 月に設立されています。館内はクルマ館と文化館に分かれており、クルマ館では過去から現代までに生産された日米欧の代表的な車両約 140 台が展示されています。文化館では車に関するポスターやカーマスコットなど資料 4,000 点が展示されています。

この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、トヨタ博物館の見どころとアクセス方法についてご紹介します。

(Last modified: 2024-08-06)

(都道府県 : 愛知県 , カテゴリー : 博物館および科学館)

トヨタ博物館の見どころ

トヨタ博物館の見どころについてご紹介します。

トヨタ博物館の開館時間、休館日、入場料

トヨタ博物館の開館時間は「午前9時30分～午後5時」です。入場受付は午後4時30分までです。

トヨタ博物館の休館日は月曜日（祝日の場合は翌日）です。年末年始など別途お休みの日があります。訪問日が決まっている場合は、公式サイトの「開館カレンダー」で確認することができます。

トヨタ博物館の入場料は次の通りです。

・大人 1,200円
・65歳以上 700円
・中高生 600円
・小学生 400円

※ 文化館 1 階および 3 階はどなたでも無料で入場できます。

トヨタ博物館は大きく分けて「クルマ館」と「文化館」があります。それぞれ順番にご紹介します。

トヨタ博物館の外観およびエントランス

トヨタ博物館の外観です。

入口に入る前の右側には「トヨタ ボンネットバス FB80型(1963年式)」が展示されています。

入口にから中に入るとチケット売り場があります。券売機で購入することもできますし、窓口でスタッフから購入することもできます。

エントランスには車が一台展示されていました。訪問時に展示されていたのは「アルファロメオ 1600スパイダー(1968年) / Alfa Romeo 1600 Spider」です。

クルマ館(1F)

クルマ館の 1F はシンボルゾーンとなっています。 1F にはトヨタが初めて開発を行った乗用車「トヨダ AA型乗用車(1936) / Toyoda Model AA」のレプリカが展示されています。

1F には一台のみ展示されています。 2F へはエスカレーターまたはエレベーターで登ってください。

クルマ館(2F)

クルマ館の 2F は「自動車の黎明期から日本車の誕生」ゾーンとなっています。自動車の黎明期から 1950 年代までに開発された自動車の展示と共に自動車に関する歴史を紹介しています。

クルマ館(3F)

クルマ館の 3F は「モータリゼーションの進展と多様化」ゾーンとなっています。 1950 年代から現代までに開発された自動車の展示と共に自動車に関する歴史を紹介しています。

文化館(クルマ文化資料室)

文化館の二階はクルマ文化資料室となっています。国内および海外の車に関する色々な資料 4,000 点が展示されています。

自動車館から文化館へは通路を通って移動することができます。

訪問したときにはお蔵出し展が行われていました。クルマ館では所蔵している 400 台の車の中から 140 台を展示していますが、展示していない車の中から 13 台がここで展示されています。

お蔵出し展の奥にクルマ文化資料室の入口がありました。

クルマ文化資料室では約 800 台のミニチュアカーやカーマスコット、カーバッジ、自動車切手や玩具、自動車ポスターや出版物などが展示されています。

文化館(図書室)

文化館 3F には図書室があります。こちらは無料で入ることができるエリアです。

文化館(1F)

文化館 1F にはカフェやショップが設置されています。こちらは無料で入ることができるエリアです。

ミュージアムショップでは車に関するグッズを購入することができます。

TINY STUDIO ちっちゃい工房ではイベントなどが開催される場所です。

ミュージアムカフェ「CARS & BOOKS」では本を読みながらコーヒーや焼き菓子を頂くことができるカフェです。

文化館 1F にはいくつかの車両が展示されています。

シフト 9HP(1905年) / Swift 9HP です。

デロリアン DMC12(1981年) / De Lorean DMC12 です。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして使用され有名となりました。

トヨタ86シューティングブレーク 試作車(2016年) / Toyota 86 Shooting Brake (prototype) です。

トヨタ FT-86 オープンコンセプト コンセプトカー(2013年) / Toyota FT-86 Open Concept (Concept car) です。

レストランと食事の持ち込みについて

トヨタ博物館ではクルマ館の 1F にはミュージアムレストラン「AVIEW」があります。 1F の有料エリアに入る前のところにあります。ランチメニューやカレー、お子様メニューなどの他にケーキセットなども用意されています。

食事の持ち込みに関しては、公式サイトによると「館内への飲食物の持ち込みはご遠慮ください。屋外の芝生広場には自由に持ち込み、ご利用いただくことができます。」と記載されており館内に食事を持ち込むことはできないです。

トヨタ博物館の住所およびアクセス方法

トヨタ博物館の住所

トヨタ博物館の住所は「愛知県長久手市横道41-100」です。

トヨタ博物館へのアクセス方法

名古屋駅からトヨタ博物館へのアクセス方法について解説します。

トヨタ博物館の駐車場

トヨタ博物館には敷地内に無料の駐車場が用意されています。

トヨタ博物館の近くにある観光スポット情報

トヨタ博物館の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:

トヨタ産業技術記念館
トヨタ産業技術記念館は 1944 年に豊田自動織機の栄生工場の跡地に開館しました。繊維機械および自動車に関する技術の歴史を知ることができるように、広い敷地内には数多くの織機や自動車に関する設備や機器などが展示がされています。実際に動作させることができる機器も多く、またオペレーターの方による実演も見ることができます。子どもたちが遊びを通して理解を深めることができるテクノランドも設置されています。

東山動植物園
東山動植物園は、愛知県名古屋市にある市営の動植物園です。1937年に開園しました。敷地内には動物園、植物園に加えて遊園地、自然動物館、世界のメダカ館、ふれあい広場、展望台である東山スカイタワーなどがあります。地下鉄の駅から歩いて数分というアクセスの良さに加えて、中学生以下は入園料が無料ということもあり、ご家族連れに人気のスポットとなっています。

熱田神宮
熱田神宮は愛知県名古屋市にある神社です。熱田神宮が創建されたのは 113 年で約 1900 年前となります。三種の神器の1つである草薙剣（くさなぎのつるぎ）が祀られていることで知られています（天叢雲剣（あめのむらくものつるぎ）とも呼ばれます）。境内には約6000点におよぶ宝物が収蔵された宝物館があるほか、樹齢 1000 年以上と言われる大楠や、織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願し、大勝したことのお礼として奉納した信長塀などがあります。

ディノアドベンチャー名古屋
ディノアドベンチャー名古屋は、愛知県名古屋市の大高緑地公園内にある、恐竜をテーマにしたテーマパークです。森の中のコースを自分で歩いて回る仕組みで、その森には本物そっくりの恐竜が数多く配置されています。それぞれの恐竜は動いたり、鳴き声をあげたりするため、まるで恐竜の世界に迷い込んだかのような体験ができます。

トヨタ博物館に関するその他の情報

トヨタ博物館に関するオフィシャルサイト:

https://toyota-automobile-museum.jp/

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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。