江の島 (神奈川県) の見どころとアクセス方法
江の島は湘南海岸から相模湾に突き出た陸?島です。江の島には江島神社(辺津宮,中津宮,奥津宮)や日本三大弁財天の一つである奉安殿があるほか、イギリス式庭園の江の島サムエル・コッキング苑や富士山や箱根を見渡せる展望灯台の江の島シーキャンドルなどがあります。またろうそくを持ちながら洞窟体験ができる江の島岩屋や、美しい夕日で有名な稚児ヶ渕などの絶景スポットもあります。
この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、江の島の見どころとアクセス方法についてご紹介します。
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江の島の見どころ
江の島の見どころをご紹介します。
江の島べんてん丸
江の島の一番奥にある稚児ヶ淵まで船で運んでもらうことができます。歩いて往復することももちろんできますが、今回は時間の関係でまず稚児ヶ淵まで運んでもらい、そのあと江の島を歩いて回りながら帰ってくることにしました。逆に稚児ヶ淵の付近まで歩いて見学したあとで、最後に船で江の島の入口まで帰ってくることもできます。
料金は片道で大人 400 円、小人 200 円( 5 歳以下は無料)です。乗り場は江の島弁天橋の途中にあります。
稚児ヶ淵の方から乗船することもできます。
稚児ヶ淵
稚児ヶ淵は江の島の西南端にある海蝕台地です。磯釣りをされている方が何人もいました。
今回は見ることができませんでしたが、崖の上の登ったところから見る夕日がとても美しく「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
江の島岩屋
江の島の一番奥にある海食洞窟です。富士山の麓にある鳴沢氷穴まで通じているといわれる第一岩屋、龍神伝説の地といわれる第二岩屋があります。開洞時間は 09:00~18:00 、入洞料は一般 500 円、小学生 200 円です。
最初は第一岩屋です。
途中でローソクを渡してもらえますので、ローソクを持ちながら進んでいきます。(暗いですが、通路には灯りがあるので歩きにくいといったことはないです)。
ここより先は進むことができません。富士山の鳴沢氷穴まで続いていると言われています。
江の島神社発祥の場所です。
来た道を戻っていき、第二岩屋の方へ向かいます。
第二岩屋へ入ります。
一番奥まで進むと龍神様がいますので手を叩いてみてください。
江の島岩屋は通り抜けはできないので、第二岩屋まで見て回りましたら、来た道を戻ってください。
第一岩屋と第二岩屋の間にある海の中に亀の形をした亀石があります。是非見つけてみてください。
龍宮
稚児ヶ淵から島の中央付近へ向かうと龍宮(わだつみのや)があります。岩屋の真上に位置する場所に建立されています。
江島神社(奥津宮)
江島神社(奥津宮、おくつみや)です。拝殿の天井には「八方睨みの亀」が描かれています。江の島には三つのお宮(奥津宮、中津宮、辺津宮)があり、三姉妹の女神様が祀られています。奥津宮には多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。
奥津宮には亀石(亀甲石)があります。石に亀の甲羅の紋があります。
江の島サムエル・コッキング苑
御岩屋道通りを歩いていきます。お土産を買ったり食事できるお店があちこちにあります。
途中に「山ふたつ」と呼ばれる絶景スポットがあります。江の島は上からみるとひょうたんのような形をしているのですが、山ふたつの場所はちょうどくびれの部分にあたり江の島を二つに分ける境目のようなところです。
しばらく歩くと江の島サムエル・コッキング苑があります。イギリスの貿易商であるサムエル・コッキング氏が造園した庭園です。季節毎に様々な花や植物を楽しむことができます。
江の島シーキャンドル
江の島シーキャンドルは江の島サムエル・コッキング苑内にあるる展望灯台です。展望室は海抜 101.5m にあり、富士山や箱根、伊豆半島などを眺めることができます。(あいにく訪問した日は富士山を見ることはできませんでした)。
先ほど歩いてきた御岩屋道通りと山ふたつです。
江島神社(中津宮)
江島神社(中津宮、なかつみや)です。江の島には三つのお宮(奥津宮、中津宮、辺津宮)があり、三姉妹の女神様が祀られています。中津宮には市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
八坂神社
八坂神社は江島神社の末社です。八坂神社では例年 7 月中旬頃に江の島天王祭が行われます。
奉安殿
奉安殿(ほうあんでん)は辺津宮の境内にある八角のお堂です。、八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が祀られれています。江の島の弁財天は日本三大弁財天の一つ(他の二つは安芸の宮島と近江の竹生島)です。
江島神社(辺津宮)
江島神社(辺津宮、へつみや)です。江の島には三つのお宮(奥津宮、中津宮、辺津宮)があり、三姉妹の女神様が祀られています。辺津宮には田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。
朱の鳥居および瑞心門
今回は稚児ヶ淵へまず行ってから戻ってきていますが、通常は弁財天仲見世通りを抜けると最初に朱の鳥居(しゅのとりい)があります。
朱の鳥居をくぐり石段を上ると瑞心門(ずいしんもん)があります。龍宮城を模して作られた門となっています。
江の島弁天橋および弁財天仲見世通り
江の島へは江の島弁天橋を通って進みます。
江の島に入ると最初に青銅の鳥居(せいどうのとりい) があります。創建は 1747 年で、 1821 年に再建されています。
弁財天仲見世通りを進んで行くと朱の鳥居が見えてきます。非常に多くの観光客で賑わっていました。
江の島の住所およびアクセス方法
江の島の住所
江の島の住所は「神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8」です。(江の島の中の江島神社の住所です)。
江の島へのアクセス方法
新横浜駅から江の島へのアクセス方法について解説します。
横浜市営地下鉄ブルーライン
11 分
JR横須賀線
25 分
江ノ島電鉄
28 分
徒歩
20 分
江の島の近くにある観光スポット情報
江の島の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市にある神社です。鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝とゆかりが深く、鎌倉武士の守護神として信仰を集めました。由比ガ浜から鶴岡八幡宮に向かって一直線に「若宮大路」という参道が伸びており、順に一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と続いています。また、鶴岡八幡宮の大階段は、 1219 年に源実朝が襲撃されたことで有名です。
鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉の高徳院は神奈川県鎌倉市にある寺院です。高徳院の本尊であり国宝に指定されている銅造阿弥陀如来坐像は、高さが約11.3メートル、重さも約121トンと巨大な仏像で、鎌倉大仏として親しまれています。大仏の中は空洞になっており、一般の人でも大仏の内部に入って様子を見ることができます。
鎌倉 長谷寺
鎌倉の長谷寺は神奈川県鎌倉市にある寺院で、長谷観音とも呼ばれています。本尊は十一面観世音菩薩像で、日本最大級の木彫仏として知られています。四季折々の花が楽しめることでも有名で、特に梅雨の季節には約40種類、2,500株のアジサイが咲き誇ります。また、由比ヶ浜や鎌倉の街並みを一望できる眺望散策路は、多くの参拝客に人気です。
江の島に関するその他の情報
江の島に関するオフィシャルサイト:
https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/
https://enoshima-seacandle.com/
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )