明善寺庫裏(白川郷)の見どころガイド
明善寺(みょうぜんじ)は白川郷の集落内にある真宗大谷派の寺院です。本堂、鐘楼門(しょうろうもん)、庫裏(くり)のすべてが茅葺き屋根の合掌造りとなっています。庫裏は明善寺郷土館として公開されています。この記事では、白川郷にある明善寺庫裏の見どころについて解説します。
なお白川郷全体に関する解説記事については「白川郷 (岐阜県) の見どころとアクセス方法」を参照されてください。
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明善寺庫裏の開館時間、入館料、住所
明善寺庫裏の開館時間および休館日は次の通りです。
■ 開館時間: 09:00~17:00
■ 休館日: 不定休
明善寺庫裏の入館料は次の通りです。
■ 大人 400 円
■ 小学生 200 円
明善寺庫裏の住所は「岐阜県大野郡白川村荻町679」です。
明善寺鐘楼門
明善寺鐘楼門です。二階構造になっており 1801 年に建立されました。梵鐘は第二次世界大戦中に徴用されてしまいましたが、戦後に新たに鋳造されています。
明善寺本堂
明善寺は真宗大谷派の寺院で 1748 年に創建されました。現在の本堂が建築されたのは 1827 年です。
明善寺庫裏(郷土館)
明善寺庫裏(みょうぜんじくり)は五階建ての合掌造りで江戸時代後期の 1817 年頃に作られたものです。白川郷の伝統生活を知ることができる郷土館として使用されています。
順路としてまず階段を上って二階へ上がります。二階には色々な器具などが使い方が書かれたボードと共に展示されています。
三階は倉庫のように使われているようです。三階は床が格子になっている部分が多く、歩ける部分は端から端まで渡されている木の通路の上だけなのでご注意ください。
二階および三階の窓からは外の景色を見ることができます。
一階へ降りると、隣りにある明善寺本堂の中へと進むことができるようになっています。
本堂の中に入ると、立派な障壁画が一面に飾ってあります。
同じ通路を使って庫裏に戻ってきたら、最後に囲炉裏などを見物して外にでます。
明善寺庫裏の雪景色
冬の季節、雪が降り積もっている明善寺庫裏の景色です。なお白川郷全体に雪景色については「白川郷の雪景色の見どころガイド」を参照されてください。
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )