祇園 (京都府) の見どころとアクセス方法
祇園は京都市東山区にある八坂神社を中心とする一帯の地域を指します。京都を代表する繁華街であり、祇園のメインストリートである花見小路通には格式高い茶屋や料理屋が立ち並んでいます。運がよければ舞妓や芸妓の姿を見ることができるかもしれません。また祇園白川では白川沿いに美しい石畳と伝統的な茶屋、古い町並みが残っており、テレビドラマや映画の撮影によく使用されます。
この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、祇園の見どころとアクセス方法についてご紹介します。
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(都道府県 : 京都府 , カテゴリー : 街およびエリア)
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祇園の見どころ
祇園の見どころをご紹介します。
花見小路
花見小路通は、北は三条通から南は安井北門通まで続く祇園のメインストリートで、京都の伝統的な雰囲気を感じることができる場所です。特に四条通よりも南側には、格式高い茶屋や料理屋が立ち並び、舞妓や芸妓に出会える場所として多くの観光客で賑わっています(四条通よりも北側は、一般的な繁華街となっています)。
注意点として現在祇園では私道の写真撮影は禁止となっています。花見小路通は構いませんが、その周りにある私道では撮影をされないようにご注意ください。
夕方から夜になるとまた雰囲気も変わってきます。
祇園白川(巽橋)
祇園白川は、白川沿いに美しい石畳と伝統的な茶屋、古い町並みが残る地域で、春には桜が咲き誇り、非常に風情ある景観が楽しめます。昔ながらの京都を象徴する場所として、テレビドラマや映画の撮影によく使用されることでも知られています。
祇園白川の大和橋から巽橋の道沿いの風景です。
祇園白川(一本橋)
同じ白川沿いでも知恩院の近くの一本橋(正式名称は古川町橋)がある付近の風景です。近くに親水テラスもあります。
近くには知恩院古門があります。この先を進むと知恩院です。
祇園白川の桜
京都市東山区にある祇園白川の桜に見どころについて解説します。祇園白川は京都の桜の名所の一つです。祇園白川の桜の見ごろは、例年3月下旬~4月上旬です。
祇園白川の桜について、より詳細な情報については「祇園白川の桜の見どころ」を参照されてください。
祇園の住所およびアクセス方法
祇園の住所
花見小路で四条通付近にあるお茶屋「一力亭」の住所は「京都府京都市東山区祇園町南側569」です。
祇園白川の巽橋の付近にある辰巳神社の住所は「京都府京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町59」です。
祇園へのアクセス方法
京都駅から祇園のエリアへのアクセス方法について解説します。花見小路や祇園白川へは祇園四条駅から徒歩で 5 分から 10 分程度です。一本橋まで行く場合は徒歩 15 分ほどです。
JR奈良線
3 分
京阪本線
6 分
徒歩
5 分
祇園の近くにある観光スポット情報
祇園の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:
清水寺
清水寺は京都市東山区にある寺院で、正式名称は音羽山清水寺です。空海(弘法大師)が創建したとされており 1994 年にユネスコの世界遺産に登録されました。特に「清水の舞台」と呼ばれる本堂の木造の舞台は、絶壁に突き出しており、その下に広がる京都の町並みを一望することができます。「音羽の滝」では、三本の水流から選んで水を掬うと願いが叶うと言われています。
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、京都市伏見区にある神社です。稲荷大社はお稲荷さんの名前で親しまれており、伏見稲荷大社は全国に30,000社あるお稲荷さんの総本宮です。願い事の感謝のしるしとして奉納された約1万基の朱色の鳥居が稲荷山の参道に並んでいます。特に隙間なく並んだ千本鳥居が有名で、海外の方が日本で訪れてみたい場所として常に上位になっています。五穀豊穣の神様として信仰されてきましたが、現在は商売繁昌、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神としても信仰されています。
金閣寺
金閣寺は、京都で最も人気のある観光スポットの一つで、ユネスコの世界遺産にも登録されています。上二階が全て金箔で覆われた金閣寺は、周囲の緑豊かな樹々の中で輝き、その豪華で絢爛とした風景は忘れられない思い出になるでしょう。天候がよければ、前に広がる池に映し出される逆さ金閣を見ることもできます。
銀閣寺
銀閣寺は正式には東山慈照寺と呼ばれ、京都市左京区に位置する臨済宗の寺院です。室町時代の将軍、足利義政によって建てられ、その当時の文化や芸術が反映された建築物や庭園が見どころとなっています。特に国宝である観音殿は銀閣と呼ばれ、寺院の名前の由来ともなっています。
祇園に関するその他の情報
祇園に関するオフィシャルサイト:
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )