東福寺 (京都府) の見どころとアクセス方法

東福寺は京都市東山区に位置する寺院です。国宝の三門や境内にある渓谷「洗玉潤」に架かる 3 つの橋(通天橋、臥雲橋、偃月橋)、方丈を取り囲むように東西南北 4 つの庭がある本坊庭園が有名です。また、京都を代表する紅葉の名所としても知られ、秋には多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、東福寺の見どころとアクセス方法についてご紹介します。

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(都道府県 : 京都府 , カテゴリー : 寺院)

東福寺の見どころ

東福寺の見どころについてご紹介します。

東福寺の拝観時間、拝観料金

東福寺の拝観時間は季節によって異なり次の通りです。

■ 4月1日~10月31日 09:00~16:00
■ 11月1日~12月1日 08:30~16:00
■ 12月2日~3月31日 09:00~15:30

東福寺の拝観料金は季節によって異なり次の通りです。

東福寺本坊庭園(方丈):

■ 通常期拝観料(秋季期間以外) 大人:500円、小中学生:300円
■ 秋季拝観料:11月9日?12月1日 大人:500円、小中学生:300円

通天橋・開山堂:

■ 通常期拝観料(秋季期間以外) 大人:600円、小中学生:300円
■ 秋季拝観料:11月9日?12月1日 大人:1,000円、小中学生:300円

共通拝観券:

■ 通常期拝観料(秋季期間以外) 大人:1,000円、小中学生:500円
■ 秋季拝観料:11月9日?12月1日 なし

臥雲橋

臥雲橋(がうんきょう)は東福寺の渓谷にかかる 3 つの橋の一つです。駅から東福寺へ向かう道の途中にあり、無料で通行できる場所です。紅葉の季節には東福寺の見事な紅葉をここからも眺めることができます。

臥雲橋:東福寺の見どころ(1)

臥雲橋:東福寺の見どころ(1)

臥雲橋:東福寺の見どころ(1)

臥雲橋:東福寺の見どころ(1)

臥雲橋:東福寺の見どころ(1)

三門

三門(さんもん)は日本で最古のもので、禅宗では最大級の三門です。国宝に指定されています。現在の三門は室町時代前期の 1405 年に室町幕府第4代将軍足利義持によって再建されたものです。

三門:東福寺の見どころ(1)

三門:東福寺の見どころ(1)

三門:東福寺の見どころ(1)

三門:東福寺の見どころ(1)

三門:東福寺の見どころ(1)

本堂(仏殿兼法堂)

本堂は仏殿および法堂が明治の時代に焼失したあと、昭和 9 年に再建されました。天井に見事な蒼龍図が描かれています。本堂の中に入ることはできませんが、外から蒼龍図を見ることができます。

本堂(仏殿兼法堂):東福寺の見どころ(1)

本堂(仏殿兼法堂):東福寺の見どころ(2)

本堂(仏殿兼法堂):東福寺の見どころ(3)

本堂(仏殿兼法堂):東福寺の見どころ(4)

本堂(仏殿兼法堂):東福寺の見どころ(5)

禅堂

現在の禅堂は 1347 年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。中世期から現存している唯一の禅堂で、日本で最古かつ最大のものです。

禅堂:東福寺の見どころ(1)

通天橋

通天橋(つうてんきょう)は東福寺の渓谷「洗玉潤(せんぎょくかん)」にかかる 3 つの橋の一つです。方丈と開山堂を結んでおり、紅葉の季節には通天橋から見事な紅葉の景色を見ることができます。

通天橋:東福寺の見どころ(1)

通天橋:東福寺の見どころ(2)

通天橋:東福寺の見どころ(3)

通天橋:東福寺の見どころ(4)

通天橋:東福寺の見どころ(5)

正面に見えるのは臥雲橋です。

通天橋:東福寺の見どころ(6)

通天橋:東福寺の見どころ(7)

通天橋:東福寺の見どころ(8)

通天橋:東福寺の見どころ(9)

通天橋:東福寺の見どころ(10)

橋から降りて洗玉潤を散歩することもできます。

通天橋:東福寺の見どころ(11)

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通天橋:東福寺の見どころ(13)

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通天橋:東福寺の見どころ(15)

通天橋:東福寺の見どころ(16)

洗玉潤から見た通天橋です。

通天橋:東福寺の見どころ(17)

通天橋:東福寺の見どころ(18)

愛染堂

愛染堂は朱色の八角円堂で、中には鎌倉時代に制作された愛染明王坐像が安置されています。通天橋を渡り左側へ進んだところにあります。国の重要文化財に指定されています。

愛染堂:東福寺の見どころ(1)

愛染堂:東福寺の見どころ(2)

愛染堂:東福寺の見どころ(3)

本坊庭園(方丈)

本坊庭園(ほんぼうていえん)は 1890 年に再建されたもので、現在の庭園が完成したのは 1939 年です。方丈を中心に東西南北に 4 つの庭が作られています。以前は方丈「八相の庭(はっそうのにわ)」という名前でしたが、 2014 年に国指定名勝に登録されたときに名前を本坊庭園となりました。

本坊庭園(方丈):東福寺の見どころ(1)

本坊庭園(方丈):東福寺の見どころ(2)

本坊庭園(方丈):東福寺の見どころ(3)

南庭です。

本坊庭園(方丈)南庭:東福寺の見どころ(4)

本坊庭園(方丈)南庭:東福寺の見どころ(5)

本坊庭園(方丈)南庭:東福寺の見どころ(6)

本坊庭園(方丈)南庭:東福寺の見どころ(7)

本坊庭園(方丈)南庭:東福寺の見どころ(8)

東庭です。

本坊庭園(方丈)東庭:東福寺の見どころ(9)

本坊庭園(方丈)東庭:東福寺の見どころ(10)

北庭です。

本坊庭園(方丈)北庭:東福寺の見どころ(11)

本坊庭園(方丈)北庭:東福寺の見どころ(12)

西庭です。

本坊庭園(方丈)西庭:東福寺の見どころ(13)

本坊庭園(方丈)西庭:東福寺の見どころ(14)

本坊庭園(方丈)西庭:東福寺の見どころ(15)

本坊庭園(方丈)西庭:東福寺の見どころ(16)

開山堂

開山堂(常楽庵)は通天橋を渡り、階段を上った先にあります。現在の建物は 1823 年に再建されたもので国の重要文化財に指定されています。開山堂の西側にあるのが普門院です。参道を挟んで趣の異なる 2 つの庭があります。

開山堂:東福寺の見どころ(1)

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東福寺の紅葉

東福寺の紅葉は、例年 11 月中旬から 12 月上旬に見頃を迎えます。東福寺は京都の紅葉の名所の一つです。

東福寺の紅葉に関するより詳細な情報に関しては「東福寺の紅葉の見どころ完全ガイド」をご覧ください。

東福寺の紅葉:東福寺の見どころ(1)

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東福寺の紅葉:東福寺の見どころ(3)

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東福寺の住所およびアクセス方法

東福寺の住所

東福寺の住所は「京都市東山区本町15丁目778」です。

東福寺へのアクセス方法

京都駅から東福寺へのアクセス方法について解説します。

京都駅

JR奈良線
3 分

東福寺駅

徒歩
10分

東福寺

東福寺の近くにある観光スポット情報

東福寺の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:

清水寺
清水寺は京都市東山区にある寺院で、正式名称は音羽山清水寺です。空海(弘法大師)が創建したとされており 1994 年にユネスコの世界遺産に登録されました。特に「清水の舞台」と呼ばれる本堂の木造の舞台は、絶壁に突き出しており、その下に広がる京都の町並みを一望することができます。「音羽の滝」では、三本の水流から選んで水を掬うと願いが叶うと言われています。

伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、京都市伏見区にある神社です。稲荷大社はお稲荷さんの名前で親しまれており、伏見稲荷大社は全国に30,000社あるお稲荷さんの総本宮です。願い事の感謝のしるしとして奉納された約1万基の朱色の鳥居が稲荷山の参道に並んでいます。特に隙間なく並んだ千本鳥居が有名で、海外の方が日本で訪れてみたい場所として常に上位になっています。五穀豊穣の神様として信仰されてきましたが、現在は商売繁昌、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神としても信仰されています。

東福寺に関するその他の情報

東福寺に関するオフィシャルサイト:

https://tofukuji.jp/

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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

( Written by Tatsuo Ikura )