神社
日本各地にある観光スポットの中から、神社に関する観光スポットを都道府県別にご紹介します。
(Last modified: )
神奈川県
鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市にある神社です。鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝とゆかりが深く、鎌倉武士の守護神として信仰を集めました。由比ガ浜から鶴岡八幡宮に向かって一直線に「若宮大路」という参道が伸びており、順に一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と続いています。また、鶴岡八幡宮の大階段は、 1219 年に源実朝が襲撃されたことで有名です。
愛知県
熱田神宮は愛知県名古屋市にある神社です。熱田神宮が創建されたのは 113 年で約 1900 年前となります。三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られていることで知られています(天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも呼ばれます)。境内には約6000点におよぶ宝物が収蔵された宝物館があるほか、樹齢 1000 年以上と言われる大楠や、織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願し、大勝したことのお礼として奉納した信長塀などがあります。
京都府
伏見稲荷大社は、京都市伏見区にある神社です。稲荷大社はお稲荷さんの名前で親しまれており、伏見稲荷大社は全国に30,000社あるお稲荷さんの総本宮です。願い事の感謝のしるしとして奉納された約1万基の朱色の鳥居が稲荷山の参道に並んでいます。特に隙間なく並んだ千本鳥居が有名で、海外の方が日本で訪れてみたい場所として常に上位になっています。五穀豊穣の神様として信仰されてきましたが、現在は商売繁昌、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神としても信仰されています。
八坂神社は京都府京都市東山区にある神社で、全国約 2,300 の八坂神社、祇園信仰神社の総本社です。「祇園さん」として古くより京都の人々に親しまれてきましたが、明治時代になるまでは祇園社または祇園感神院と称していたことに由来します。京都の代表的なお祭りの一つである祇園祭は 1,000 年以上前に始まった八坂神社の祭礼です。
奈良県
春日大社は奈良県奈良市にある神社で、全国に約1,000社ある春日神社の総本社です。奈良時代の768年に、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために称徳天皇の勅命を受けて、藤原氏により創建されました。平安時代から寄進されてきた約3,000基の灯籠を参道や本殿周辺の回廊で見ることができます。春日大社はユネスコの世界遺産に登録されており、古都奈良の文化遺産の一部となっています。
和歌山県
熊野本宮大社は和歌山県田辺市本宮町にある神社です。熊野速玉大社、熊野那智大社と共に、熊野三山の一つであり、全国に 4700 社以上ある熊野神社の総本宮です。熊野本宮大社は熊野川の中州に紀元前 33 年に創建されたと伝えられています。 1889 年の大水害のあと、被害を免れた上四杜が現在の地に移転しています。旧社地の中州は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、水害で倒壊した中四社と下四社が祀られています。
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は和歌山県新宮市にある神社です。熊野本宮大社、熊野那智大社と共に、熊野三山の一つです。神倉山のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を祀るため、景行天皇の時代に現在の地に社殿が造営されたと伝えられています。境内にある樹齢千年のナギの大樹は国の天然記念物に指定されています。
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は和歌山県東牟婁郡にある神社です。熊野本宮大社、熊野速玉大社と共に、熊野三山の一つです。那智の滝を神と崇める自然信仰を起源としています。当初は現在の飛瀧神社の場所に社殿がありましたが、 317 年に那智山の中腹にある現在の場所へ社殿が移転しています。隣接する青岸渡寺の三重塔越しに見る那智の滝が絶景スポットとして有名です。
-- --
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )